【恐怖の連鎖】地政学リスクとは何か
2017 8/29 北朝鮮が一発のミサイルを発射しました。日本の上空を通って太平洋に着水しました。
ついこの間まではグアムにミサイルを飛ばすと言って息巻いていた矢先です。
僕は朝のニュースを見て、Jアラートとサイレンの映像見てましたが、本当怖いですね。特にサイレンって危険を知らせるものだから当たり前なのかもしれませんが本当怖いです。
あとは経済ニュースで記者が言っている「地政学リスク」という言葉が気になりました。
北朝鮮の動向も怖いですが、株初心者にとっては未知な言葉も怖いものですね。
そこで本日は地政学リスクについて調べて見ました。
地政学リスクとは
特定地域の政治的、軍事的な緊張状態が高まり特定地域、または世界経済全般の先行きを不透明にすること。
簡単に言うと、どこかの国でクーデーターやテロが起きるとか、どこかの国が他国へ進行するなどの戦争。あとは今日のようなミサイル発射など怖いニュースのことですね。
なぜ株や為替が動くのか
株や為替が動くのには理由が山ほどあると聞きますが、株をやっているのは人間ですから人の心理(雰囲気)で動くことがあります。
直接戦争などが起こっていなくても人の心理がとても不安になり投資家の行動に影響を及ぼすもの。
冷静に考えたら今日のミサイル一発ですぐに戦争になったりしないものなんでしょうが、軍事的な出来事やテロなど過去の統計を見ても必ず値動きがあることは確実です。
人の心理は損をしたくない方向に動くので誰かが株を売る、そして株価が下がっていることを見た誰かが売る。この連鎖が続いていくと下落の数字はどんどん大きくなり、さらにその数字を見た人が不安に駆られてまた売りに走る。
僕の保持している株は直接影響の受けない銘柄と思っていたのですが、象印マホービンは前日より下がり続けていましたが、さらに下落して購入時より5%を下回ったため泣く泣く売却しました。
直接的ではないかもしれませんが、僕も影響を受けた一人なのかもしれません。
ただ、本日の日経平均の終値は87円安の1万9362円だったので、そこまで急落したわけでもなかったです。
まとめ
僕はトムクランシー原作のべンアフレック、モーガンフリーマン主演の”トータルフィアーズ”という映画を思い出しました。
アメリカで核テロが起きて、そのテロをアメリカがロシアの仕業と思い込み核戦争に突入しそうになる映画です。
モーガンフリーマンが最後のセリフに”恐怖の連鎖が...”と言って息絶えるのですが、まさに株価が下がる時はきっとこの”恐怖の連鎖”で売りが売りを呼ぶんでしょうね。
いずれにせよ資本が少ない僕のような超初心者投資家はこういった世界情勢などに影響を受けることがあることを肝に命じておきます。