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3ヶ月間部屋の掃除をしないと人はどうなるのか?

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4月末の手首の骨折は日常生活の様々なことに支障をきたしました。

骨折原因はどう考えても自業自得なのですが、あまり自分を責めても仕方がないことに気づき、できるだけ”気にしない”ように生活をしていました。

 

ただし日常生活はどうしても利き腕を使います。不自由を感じるたびに自己嫌悪に陥るので、どうしたらいいのだろうかと考えた結果

不自由を感じるなら”家事をしない”という選択をしました。

浮いた時間で好きなことをすればいいんじゃないか?と思い欲望のままに家事をせず過ごしました。

 

洗濯は縮まないものは全て乾燥機で乾かす、食事は準備や洗い物が出るので自炊をしない、そして部屋の掃除をしない。

 

そう、掃除なんかしなくても死なないんだから”もういいや”と思って、全く部屋の掃除をしないようになってしまいました。

 

そこで今回は約3ヶ月部屋の掃除をしないで過ごしてみた感想です。

 

掃除をしない部屋で過ごすとどうなるか?

ゴミはとりあえず捨てていましたから、ゴミ部屋にはなりませんでした。

レシートなどの請求書や書類、紙の資料、そして小銭などが散乱して足の踏み場がなくっていきます。

それでも自分のいる場所はソファかベッドなので慣れてしまえば気にならなくなります。

日に日に汚くなっていくのですが、慣れてしまうんですね。

 

 

 

ただ、皆さんお気付きだと思いますが生活が恐ろしく荒れます。

荒れた心が部屋を荒らすのか、荒れた部屋が心を荒らすのか。まあ、多分どちらも事実です。

1ヶ月目

1ヶ月ぐらいで、まず 起きるのが億劫になってきます。目が覚めても朝から汚い部屋を見ると気力がゲンナリして起床する時間が遅くなります、通勤時間ギリギリまで寝てしまいます。

そして休みの日は現実逃避も含めて二度寝をします。この二度寝が生活習慣をどんどん悪くする要因にもなっていきます。

休日に昼過ぎまで寝るとその日の夜はやっぱり寝られないんですよね。

夜更かし→起きるのが遅い→仕事が終わっても眠い疲れが取れない→休日二度寝する

この負のサイクルが出来上がります。

そして1ヶ月も掃除をしなければ掃除をしないということが当たり前になってきます。

 

2ヶ月目

2ヶ月目ぐらいから、二度寝から目が覚めた時には昼頃なので空腹に襲われます。食事にいくのも着替えるのが面倒なのでまず出前を頼みます、ピザやケンタッキーです。

今まで食事にも気を使っていたのに、なぜか無性に脂っこいものとかが食べたいんですよね。

食生活が荒れてきます。僕は自炊をしていなくても外食でバランスよく食べられると思っていますが、眠かったり、だるかったりすると簡単に食べられるもの”ファストフード”を求め始めます。

ファストフードが全部悪いとは言わないですが、やはり栄養バランスが悪いです。

脳に必要なエネルギーが取れない→さらに怠さが加速→ファストフード→エンドレス!

 

この頃から”まあいっか”が”もうどうでもいいや”という思考に変わっています。

3ヶ月目

いよいよ末期です。僕は自転車やフットサルと体を動かすことが好きなのですが、体がついてこないので次第に動かなくなります。自転車通勤が電車通勤に変わり(しかも駅まで自転車で行く)月に3回ぐらいフットサルに出ていましたが、月1回行くかいかないか。

手首が不自由でもせっせとジムに通ってましたが、それも次第に遠のきます(テストステロン氏に説教されたい)。

さらにここで金銭の感覚がかなり狂ってきます。損得判断である経済合理的な行動ができなくなります。

具体的な例は出前を多く頼むようになっていますが、まさにこれです。

”出前”と言うものは自分が動く面倒を金銭で買うと言う行動です。自分が買い物や食事に出かけて入ればデリバリーというコストは本来いらないわけです。

同じ金額で出前よりいいものを食べられるのに、自分の”動くのがめんどくさい”という欲に負けてしまい多くの出費をしてしまいます。

もう一つは個別株を始めてますが、よくわからないタイミングで謎の発注をかけていることもあります。脳に正しい栄養がいっていないので、判断がぼんやりしていることが多くなります。

つまり冷静な判断ができなくなってきます。

感想

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はっきり言って荒れた汚い部屋に住むことは百害あって一利なし!

昨日ようやく少し部屋の掃除をして足の踏み場程度を確保できるようになりました。

僕のように資産を形成していきたいとか、将来自営業として独立したいと考えているような人がこんな生活をしていたら”まず目標達成は無理”と体感できました。

部屋は自分の心を写す鏡のようなもんです、部屋が荒れたら荒れるほど僕の心も荒廃していったように感じます。

つまり逆に考えて自分の心が荒れていたら、部屋の掃除をすることで少しは治るのではないかと。

 

一時期”断捨離”が流行りましたが、僕もそのブームに乗っていろいろなものを売ったり捨てたりして部屋が広くなりました。

部屋が片付いていれば、様々な管理ができる余裕が生まれます。そして意識していなくてもお金もたまります。

今は手首の骨折も順調に回復し腕立て伏せとかはできませんが、日常生活を送ることに特に支障もなくなりました。

あの頃を思い出してリスタートを切りたいと思います。

 

もし、今”汚部屋”で暮らしていてお金に困っているとか将来が不安だと感じている人はまず部屋を片付けましょう!

 

人生やお金の管理の前にまずは”部屋の管理”からだと確信しました!

 

まあ、そんなもん知っているよってお話でしたが、こんな体験談が何かのお役に立ってくれたら幸いです。