ライフインベスター 〜人的資産を全額betする〜

30代独身男子が自分に投資して利益を上げていくサバイバルブログ

バイクを盗難された時の話

f:id:walkingblues:20170614201055j:plain

僕は以前乗っていたカワサキW650を盗難被害にあった。

 

新車で買ってノーマルで乗っていたが、独特なバーチカルツインの鼓動とノーマルマフラーでもドロドロドロという独特なサウンドがとっても好きだった。

走りは大型なのでトルクがあります。一般道では軽くアクセルを捻れば、すーっと加速していき非常に落ち着いています。

高速道路ではトルクによって十分な巡航スピードが出ます。

山道ではやや車体が重いものの、人馬一体の操りやすさがありました。

オイル交換などの簡単な整備も自分でやっていたこともあって愛着はひとしおでした。

思い出して書いているだけでもまた乗りたくなってきます。。。

 

そんなバイクを盗まれた時の話をします。少しトラウマなところもありますが、こんな体験が誰かの役に立ってくれれば幸いです。

 

 

僕はW650普段の足、通勤で使っていた。基本全ての移動はバイクでした。

 

その日は渋滞が酷くて到着時間がいつもより遅かった。いつも駐めている駐輪場がいっぱいだったので、普段使わない高速道路下の駐輪場に行った。

高速道路下といっても人通りはかなりあり、静まり返った場所ではなかった。

普段使っていたところは、自分で暗証番号を決めることができるタイプだったのだが、その時の場所は暗証番号で開けるシステムではなかった。

 

朝の8:30頃バイクを駐めて駐輪場のチェーンをしハンドルロックをして出勤。

 

その後仕事を終え駐輪場に18:40頃到着。

 

ただ、そこにあるはずのバイクがない....

 

 

一瞬、「あ、今日は電車で来たのかな」と現実逃避をして駅の方に歩き出しましたがイヤイヤ違うバイクで来たと現場にダッシュで戻る。

 

駐めてた場所が違うのかと駐輪場をくまなく確認したけど、やっぱりない.....

 

漫画みたいにバイクがあった場所に点線が出て来てた。

 

( ´Д`)y━・~~あれ??? まさかこれって?

 

そう盗難されていたのでした。

 

無人駐輪場だったので、すぐさま精算機にある係員と話すボタンを連打。

 

係員さんが出たので、

僕「あのー○○番に駐めていた僕のバイクがないのですが、わかりますか?」と質問をする。

 

すると

係員「お待たせしました、13:46に出庫してますね」と

 

いやいやいや、出庫してないし

 

すぐさま

僕「防犯カメラありますよね?これ見せてください!」

係員「残念ながら、個人のお客様へは開示しておりません」

僕「.....」

完全に取り乱した僕は

僕「犯罪が起きてるんだよー!なんでだ、所有者の僕が見る権利ぐらいあるだろー」

と怒鳴ったところで回答は変わりませんでした。ま、そりゃそうだよね。

係員「すぐにお近くの警察に届けてください。然るべき機関からの要求には開示しておりますので、申し訳ありません」

 

僕は急いでググって交番を探してダッシュで駆けつけた。

 

僕「すみません、僕のバイクが盗まれたんです!」

警官「どこでですか?」

僕「あの高速道路の下の駐輪場です!」

警官「鍵はしてましたか?」

僕「キーロックはしてましたけど...」

警官「では被害届を作りますので、お住まいは?ナンバーとかわかります?」

 

意外と自分のナンバーって覚えてないんですよね。

僕「わかりません、じゃあ住所を言いますね。東京都○○〜で」

警官「あーこの辺に住んでいるんじゃないんだ、なら自分の家の近くで届出出した方がいいよ」

まあ、警察官にとってはバイクの盗難なんて慣れっこなんでしょうけどあまりに淡々とした対応にもう心が折れていた僕はその後

僕「ありがとうございました、もういいです」

とすぐさま立ち去った。

 

帰りの電車でバイクの盗難に関することをググってました。帰って来る確率が低い、業者が東南アジアとかに売りさばいていると結果に愕然としてました。

盗難保険は僕の場合購入後2年間だったので対象外。電車が苦手な僕には絶望ばかりが広がっていた。

 

近所の交番は巡回中で人がいなかったので、翌日交番へ

僕「バイクを盗まれたので盗難届けを出したいです」

警官「あ、それは大変だ。すぐに書類書きますね」

僕「お願いします」

警官「ここにいろいろ書いてください」

僕「ここの金額って項目がわからないんですが?」

警官「だいたいでいいので、買った時の金額ではなくてだいたい時価でお願いします」

僕「売ろうとしたことないんでわからないです」

警官「何年ぐらい乗ってました?」

僕「6年ぐらいです」

警官「6年も乗っていると価値は多分10万もいかないかな」

 

警官も仕事なんだろうけど、なんか無性に虚しくなった

 

書類の記載を終えて帰宅。しばらくは呆然としていたと思う。

 

結局それから発見の連絡はなく廃車の手続きをして僕のW650ライフは終了しました。

 

結論

盗難は結局自己責任なんですよね。泣き寝入りするしかないんです。日本は平和な国であるといってもやっぱり犯罪は実際にある。白昼堂々と犯罪が起きていても気づいてくれない。

 

友人は高いロードバイクを盗まれているし。

その後、友達は自転車にGPSをつけて二重でロックをしています。

 

大げさかもしれないけど、自分の身は自分で守るしかない、何か起きても誰も助けてくれない

 

自己防衛が大切だ。

 

そんな思い出話でした。

 

その後、しばらく自転車でしたがYAMAHA T-MAX530購入しました。

外出先でもゴジラロックでガチガチにロックしてます笑