日本原子力研究開発機構の事故について思う事
なにかあるといつだって『想定外』だ。
今後日本の原子力がどうあるべきか?と言う問題は、なるようにしかならないとしか思ってません。
3/11による原発事故では想定外と言う言葉が乱発されて、僕はシラけてしまった。(というか洗脳が解けた)
僕は静岡生まれで小学生の時、学校の課外授業の一環で原子力発電所の見学に行った。そこでは、クリーンな未来のエネルギー、万全の安全対策と説明を受けた記憶がある。
今思えばこれがプロパガンダってやつなんだね。
僕は3/11が来た時も教育のおかげか、始めのうちは原発は大丈夫だと思っていた。
でも実際は違った。
原発って国の一大プロジェクトじゃなかったのかな?
被曝国なので原子力にアレルギーを感じる人の気持ちもわかる。
だからそういった人に理解をもらうためにも、予算度外視で対策をしているものだと思っていた。
逆に一度でもヘマしたらそれこそもう誰も信じないだろうし、放射能って目に見えないんだから、事故が起きたらとてつもなく面倒なことになるだろうって想像できたはずだ。
原発関連で美味しい思いをしていたなら、安全神話を死ぬほど守りたいと思っていたはずだ。
でも想定外はおきた。
そして今回の事故も想定外。やはり人間が管理する以上、絶対はないんだろう。この先も、ずっと。
原発のせいで環境を強制的に変えられてしまった人もいるだろう。
僕らも今後の復興の莫大な費用の支払いが続いていく。
世の中に絶対はない。あと『絶対に』と言う言葉を使う人は信じちゃいけないんだろうな。
授業料としてはあまりにも高い代償を払ってしまった。
被曝された作業員さんが大事に至らないことを祈ります。